イテレーション 14 ふりかえり
概要
| 項目 |
内容 |
| イテレーション |
14 |
| 期間 |
Week 27-28(2 週間) |
| ゴール |
Haskell 版を Python 版から展開し、TDD で実装する |
| 実績 SP |
5 / 5 SP(達成率 100%) |
KPT
Keep(良かったこと・続けること)
- 純粋関数型スタイルの徹底: 代数的データ型(
data BST a = Empty | Node a (BST a) (BST a))、型クラス(Ord a)、パターンマッチ、リスト内包表記(eightQueens)、Maybe による安全なエラー処理を全章で活用した
Data.Array による正確なソート実装: shellSort・heapSort は純粋なリスト操作では添字更新が O(n) となり結果が不正になるため、Data.Array (listArray, (!), (//), elems) を用いた配列ベースの実装に切り替えることで正確な動作を実現した
- 40 テスト全パス:
HSpec で全テストが通過し、品質基準を達成した
- 重複コミット 0 件: IT-13 のふりかえりで挙げた「並列エージェント実行による重複コミット」を解消した。全実装を 1 コミットで完結させた
- Nix devShell の活用:
nix develop .#haskell --command cabal test でクリーンな GHC 9.10.3 環境でのテスト実行が確認できた
IORef による可変状態管理: Stack・Queue・LinkedList を IORef [a] で実装し、純粋関数型言語で可変状態を扱う方針を明確化した
- BST の
foldr insert empty 構築順序の把握: foldr f z [5,3,7,1,4,6,8] は右端の 8 から挿入するため根が 8 になる事実を確認し、テスト期待値を正確に設定できた
Problem(課題・改善すべきこと)
shellSort・heapSort の初期実装バグ: 最初は純粋なリスト操作で実装したが、添字更新の O(n) コストで結果が不正になった。Haskell の純粋性とミュータブル配列の関係を事前に理解しておく必要があった
preOrder・postOrder のテスト期待値誤り: foldr insert empty による BST 構築順序を最初に把握できず、期待値修正が必要になった。BST の挿入順序を確認するテストを先に書く習慣が重要
Try(次のイテレーションで試したいこと)
- 次言語への展開: IT-14 で Haskell 版が完了したため、IT-15(Phase 2 残 F# 版以降)または Phase 3(多言語統合解説)への移行を検討する
- 配列型アルゴリズムの事前方針決定: 次の言語でも
shellSort・heapSort 等の可変配列依存ソートは、言語の配列 API(IOArray/STArray 等)の動作を事前に確認してから実装する
- BST 挿入順序のコメント追加: テストファイルに
-- foldr insert empty [5,3,7,1,4,6,8] の挿入順序と根の値をコメントとして残し、次回の参照を容易にする
ベロシティ
| イテレーション |
計画 SP |
実績 SP |
達成率 |
| 1(Python) |
5 |
5 |
100% |
| 2(TypeScript) |
3 |
3 |
100% |
| 3(Java) |
3 |
3 |
100% |
| 4(C#) |
3 |
3 |
100% |
| 5(Ruby) |
3 |
3 |
100% |
| 6(PHP) |
3 |
3 |
100% |
| 7(Go) |
3 |
3 |
100% |
| 8(C) |
5 |
5 |
100% |
| 9(Rust) |
5 |
5 |
100% |
| 10(F#) |
5 |
5 |
100% |
| 11(Scala) |
5 |
5 |
100% |
| 12(Clojure) |
5 |
5 |
100% |
| 13(Elixir) |
5 |
5 |
100% |
| 14(Haskell) |
5 |
5 |
100% |
| 合計 |
58 |
58 |
100% |
累積 SP: 58 / 66(Phase 1: 20/20 完了、Phase 2: 38/38 = 100%)
品質メトリクス
| メトリクス |
値 |
| テスト件数(Haskell 版) |
40 |
| テスト通過率 |
100%(40/40) |
| 作成ファイル数 |
実装 9(章ごとの Haskell ファイル)+ テスト 9 + 記事 10(9章 + index.md)+ CI 1 = 29 |
| テストフレームワーク |
HSpec |
| ビルドツール |
cabal |
| GHC バージョン |
9.10.3 |
| Python 版比記事品質 |
95%(純粋関数型スタイルの差分を含む) |
次のイテレーションへの引き継ぎ
- Phase 2 完了: IT-14 で Phase 2(システム言語 + 関数型言語展開 8 言語)が 100% 完了した
- Phase 3 準備: 次は多言語統合解説(8SP)の Phase 3 へ移行する
- 参照実装の充実: Python・TypeScript・Java・C#・Ruby・PHP・Go・C・Rust・F#・Scala・Clojure・Elixir・Haskell の 14 言語が参照として利用可能
Data.Array の活用パターン: 次に Haskell でソートアルゴリズムを扱う場合は listArray/(!)/(//) パターンを再利用する
IORef パターン: 可変状態が必要なデータ構造(Stack/Queue/LinkedList)は IORef [a] で実装するパターンを継続する
更新履歴
| 日付 |
更新内容 |
更新者 |
| 2026-04-13 |
初版作成 |
- |