ユーザーストーリー¶
概要¶
ぷよぷよゲームのユーザーストーリーを定義します。ユーザーの視点から、どのような機能が必要かを明確にします。
エピック¶
エピック1: ゲーム基盤¶
基本的なゲーム機能を提供する
エピック2: AIによるオートプレイ¶
実験的なゲーム機能を提供する
エピック3: ゲーム体験向上¶
より楽しいゲーム体験を提供する
エピック4: プレイヤー満足度向上¶
長期間楽しめる機能を提供する
ユーザーストーリー¶
エピック1: ゲーム基盤¶
US-001: 基本ゲームプレイ¶
- As a プレイヤー
- I want to ぷよを操作してゲームをプレイしたい
- So that ぷよぷよゲームを楽しむことができる
受け入れ基準:
- フィールド(6x12)が表示される
- 上から2個セットのぷよが落下する
- ぷよには複数の色がある
- ぷよは床やother ぷよに衝突すると固定される
優先度: 最高
見積り: 8 story points
US-002: 操作システム¶
- As a プレイヤー
- I want to ぷよを移動・回転させたい
- So that 思い通りの位置に配置できる
受け入れ基準:
- キーボードで左右移動できる
- キーボードで回転できる
- キーボードで高速落下できる
- 壁や他のぷよとの衝突判定が正しい
優先度: 最高
見積り: 5 story points
US-003: 消去システム¶
- As a プレイヤー
- I want to 同じ色のぷよを4つ以上つなげて消したい
- So that 得点を獲得できる
受け入れ基準:
- 同じ色のぷよが4つ以上隣接すると消える
- 消去後に上のぷよが落下する
- 連鎖反応が発生する
- 連鎖回数に応じてボーナス得点がある
優先度: 最高
見積り: 8 story points
US-004: ゲーム状態管理¶
- As a プレイヤー
- I want to ゲームの進行状況を把握したい
- So that 現在の状態を理解できる
受け入れ基準:
- スコアが表示される
- 次に落下するぷよが予告される
- ゲームオーバー判定がある
- ゲーム開始・リスタート機能がある
優先度: 高
見積り: 5 story points
エピック2: AIによるオートプレイ¶
US-005: AI自動プレイ機能¶
- As a プレイヤー
- I want to AIによる自動プレイを観戦したい
- So that 高度なプレイテクニックを学習できる
受け入れ基準:
- AIが自動でぷよを操作する
- AIの思考過程が可視化される
- 手動プレイとAIプレイの切り替えができる
- AIのプレイ速度を調整できる
優先度: 高
見積り: 13 story points
US-006: AI学習システム¶
- As a 開発者
- I want to AIが学習により上達する仕組みを実装したい
- So that より興味深いAIプレイを提供できる
受け入れ基準:
- 機械学習アルゴリズムが実装されている
- プレイデータから学習パターンを抽出する
- 学習結果がパフォーマンス向上に反映される
- 学習進捗が可視化される
優先度: 中
見積り: 21 story points
US-007: AIパフォーマンス分析¶
- As a プレイヤー
- I want to AIのパフォーマンスを分析したい
- So that 自分のプレイスタイルとの比較ができる
受け入れ基準:
- AIの連鎖成功率が表示される
- 平均スコアの統計が取得できる
- 人間プレイヤーとの比較データがある
- パフォーマンス改善の履歴が確認できる
優先度: 中
見積り: 8 story points
US-008: AI戦略設定¶
- As a プレイヤー
- I want to AIの戦略を選択・カスタマイズしたい
- So that 異なるプレイスタイルのAIと対戦できる
受け入れ基準:
- 複数のAI戦略(攻撃型、防御型、連鎖重視等)が選択できる
- AI戦略のパラメータを調整できる
- カスタム戦略を保存・読み込みできる
- 戦略の特徴が説明されている
優先度: 中
見積り: 8 story points
エピック3: ゲーム体験向上¶
US-009: 視覚効果¶
- As a プレイヤー
- I want to 美しい視覚効果を見たい
- So that より楽しくゲームをプレイできる
受け入れ基準:
- ぷよ消去時にエフェクトがある
- 連鎖時に特別なエフェクトがある
- 色分けが明確でわかりやすい
- レスポンシブデザインである
優先度: 中
見積り: 5 story points
US-010: 音響効果¶
- As a プレイヤー
- I want to ゲームの効果音やBGMを聞きたい
- So that より没入感のあるゲーム体験ができる
受け入れ基準:
- ぷよ落下音がある
- 消去音がある
- 連鎖音がある
- BGMがある
- 音量調節ができる
優先度: 中
見積り: 3 story points
US-011: UI/UX改善¶
- As a プレイヤー
- I want to 使いやすいインターフェースでゲームしたい
- So that ストレスなくゲームを楽しめる
受け入れ基準:
- 直感的な操作方法の説明がある
- キーボードショートカットが利用できる
- ゲーム中にポーズできる
- メニューがわかりやすい
優先度: 中
見積り: 3 story points
US-012: アニメーション¶
- As a プレイヤー
- I want to スムーズなアニメーションを見たい
- So that 自然なゲーム体験ができる
受け入れ基準:
- ぷよ落下アニメーションがある
- 消去アニメーションがある
- 連鎖アニメーションがある
- アニメーションの速度が適切である
優先度: 中
見積り: 5 story points
エピック4: プレイヤー満足度向上¶
US-013: 記録管理¶
- As a プレイヤー
- I want to ハイスコアを記録したい
- So that 過去の成績と比較できる
受け入れ基準:
- ハイスコアが保存される
- ローカルストレージに記録される
- 最高連鎖数も記録される
- 記録のリセット機能がある
優先度: 低
見積り: 3 story points
US-014: 設定機能¶
- As a プレイヤー
- I want to ゲーム設定をカスタマイズしたい
- So that 自分の好みに合わせられる
受け入れ基準:
- 音量設定ができる
- キー設定ができる
- 難易度設定ができる
- 設定が保存される
優先度: 低
見積り: 3 story points
US-015: モバイル対応¶
- As a モバイルユーザー
- I want to スマートフォンでゲームをプレイしたい
- So that 場所を選ばずゲームを楽しめる
受け入れ基準:
- タッチ操作ができる
- 画面サイズに適応する
- 縦・横画面両方に対応する
- PWA機能がある
優先度: 低
見積り: 5 story points
US-016: パフォーマンス最適化¶
- As a プレイヤー
- I want to 軽快にゲームをプレイしたい
- So that ストレスなく長時間楽しめる
受け入れ基準:
- 60FPS以上で動作する
- メモリ使用量が最適化されている
- バンドルサイズが小さい
- 初回ロード時間が短い
優先度: 低
見積り: 5 story points
ストーリー優先順位マトリックス¶
リリース計画の基準¶
MVP (Minimum Viable Product)¶
- US-001: 基本ゲームプレイ
- US-002: 操作システム
- US-003: 消去システム
- US-004: ゲーム状態管理
v1.1 (AI機能追加)¶
- US-005: AI自動プレイ機能
- US-007: AIパフォーマンス分析
- US-008: AI戦略設定
v1.2 (AI学習機能)¶
- US-006: AI学習システム
v1.3 (ユーザー体験向上)¶
- US-009: 視覚効果
- US-010: 音響効果
- US-011: UI/UX改善
- US-012: アニメーション
v1.4 (機能拡張)¶
- US-013: 記録管理
- US-014: 設定機能
- US-015: モバイル対応
- US-016: パフォーマンス最適化
完了の定義 (Definition of Done)¶
すべてのユーザーストーリーは以下の基準を満たした時に完了とする:
-
開発完了:
- 受け入れ基準をすべて満たしている
- 単体テストが書かれ、すべて通過している
- コードレビューが完了している
- 統合テストが通過している
-
品質確保:
- ESLintルールに準拠している
- TypeScriptエラーがない
- ビルドが成功する
- パフォーマンステストが通過している
-
ドキュメント:
- README.mdが更新されている
- 必要に応じてAPIドキュメントが更新されている
- 変更内容がコミットメッセージに記載されている
-
デプロイメント:
- ステージング環境でのテストが完了している
- 本番環境へのデプロイが可能な状態である
- ロールバック手順が確認されている